2021/10/10

丸善・日本橋店「手工芸のある暮らし展」|裂き織りミニマットのご紹介


丸善・日本橋店での展示もあと3日になりました。
午後に在廊している時間もございますので、会場ではお気軽にお声がけくださいませ。

B反を染め重ねてつくった裂き織りのミニマットは、菱形が並んだ感じの織りのパターンの方をこれまでと比べて少し変更してみています。
たて糸の本数を多くして、青以外の秋冬にも良さそうな新しい色をつくりました。

上の画像、一番左は「ダイヤ/アクア」真ん中は「ヘリンボーン/グレー」右は「杉葉模様/赤」をベンガラや煤で染め重ねています。

染め重ねる目的は色を渋く落ち着かせるためと、白地の部分を無くすことで生成り色のたて糸とのコントラストを大きくして、織りの文様を伝わりやすくするためです。
色の複雑な重なり合いも、毎回新しい発見があるので染めていて楽しいです。


こちらのパターンの方は織りに変更はなく、藍で染め重ねたいろいろな青を楽しんでいただきたいです。
元の手ぬぐいが赤の場合は黒っぽく、黄色は緑っぽくなるので、色の変化が面白いです。


ミニマットの大きさは2種類あります。
大きい方をコースターの様に使うとこんなイメージです。
(モデルの湯呑みは春に一緒に展示をさせていただいた蟻川誠さんの作品)

丸善さんの展示では、この小さな裂き織りたちにも注目していただけますと、嬉しいです。

会期も残りわずかとなってきましたが、もしお近くにお越しの際には、ご無理のない範囲でお立ち寄りいただけますと幸いです。


手工芸のある暮らし展
10月06日(水)- 12日(火)
最終日15時閉場
会場|丸善日本橋店3階特設会場
東京都中央区日本橋2-3-10
営業時間 9:30 - 20:30

- 参加作家 -
雪ガラス(ステンドグラス・ミラー)
hanamame(木工・陶芸)
zucu(テキスタイル)

作家在廊時間 10:30 - 18:30
*3作家で交代しながらの在廊です

私は10日、11日の14:30頃から18:30頃までと、最終日12日は13:00頃から閉場15:00までの在廊を予定しています。