京都在住の藍染め作家、
梅崎由紀子さんが出品されている展示「用の美 - 現代工芸の佇まい Ⅲ -」に行ってきました!
作品はもちろん、作家の梅崎さんご本人も大好きで、作品を楽しみにしている気持ちと、気さくで親しみやすく優しいお人柄の梅崎さんにお会いしたい気持ちで、東京など近場の展示会に足を運んでいます。
(ファンと言う言葉の表現は何となく恥ずかしいのですが・・きっとこれをファンと言うのですね。)
私の昔の藍染めのイメージは・・・正直に言うと、伝統的なもので、何となく地味で、現代の特に若い世代にとっては遠い世界のもの、というものでした。
染めに興味を持って色々見る様になってからは藍の魅力に惹かれ始め、今では自分でも藍染めをしたりと、昔のイメージがだんだんと変わってきたのですが、それは梅崎さんの作品との出会いの影響も大きかった様に思います。
素直に「かわいい」とか「きれい〜!」と思う梅崎さんの作品は、現代の生活にも馴染むとても素敵なものばかりで、出会った時に「こうゆう藍染めもあるんだ〜!」と今までの藍染めのイメージがガラリと変わりました。
開催中の展示ではコースターやランチョンマット、屏風などインテリアに関するものを中心に出品されています。
圧巻の大作も拝見できますよ!(凄すぎて本当にびっくりした〜!)
梅崎さんが出品されている「用の美 - 現代工芸の佇まい Ⅲ -」と合わせてまわるのをおススメ致します。
会期が残り僅かとなっておりますが、民藝や藍染めがお好きな方、ぜひぜひご覧下さい!
梅崎さんの作品のコースター☆
片面ずつ違う柄になっていて2つの表情を楽しめます。
私は「気に入っている小さなもの」を上に置いたりして飾っています。
グラデーションが綺麗なストールは、今年の6月に開催された展示(
「水」展 色匂ふ/神楽坂フラスコ)で選びました。
とても気に入っています。これからの季節、特に大活躍ですね。
こちらは柄が入っていませんが、楽しい柄やかっこいい柄など、たくさんの種類のストールをつくっていらっしゃいます。
今回の展示ではストールも並んでいましたよ☆
梅崎さんについては、七緒のvol.34(2013年6月発売)に詳しく載っています。
*「用の美」展示情報*
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用の美 - 現代工芸の佇まい Ⅲ -
-出品作家-
梅崎由起子(染色) 新宮州三(木漆工) 津田清和(ガラス) 田淵太郎(陶芸)
日本橋高島屋6階 美術工芸サロン
2014年 9月10日(水)~ 16日(火)10時~20時 (最終日は午後4時迄)
東京都中央区日本橋2-4-1
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来年の6月、また神楽坂で展示に参加されるご予定とおっしゃっていたので、とても楽しみにしています。
梅崎さんは、ご自身の工房に隣接するギャラリー「藍ohako 」を毎月2〜3日ほどオープンして作品の展示・販売もされています。
予約制ですので、事前に梅崎さんのブログ「
梅崎由紀子の藍染の日々」をご覧頂き、スケージュールや予約についてご確認下さいね。
私も、いつか伺ってみたいです!!
今回も素敵な作品を拝見させて頂き、藍についてもたくさん教えて頂き、梅崎さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。。
ありがとうございました。
私もあと100年くらい修行したら、少しは梅崎さんの様になれるかな・・・